Caplio GXは、条件により画像の中心部に明部が出ることがある。レンズに直射光が入りやすいとき(逆光、強い反射物など)ほど出やすい。明部が出る場合、望遠端に近いほど輪郭が明瞭になる。焦点距離が同じときには、絞るほど明部が小さく、明るくなる。
このため、良好な画像を得られるのは、明部がほとんど気にならない広角端・絞り開放(f/2.5)近くとなる。近赤外線では、少し絞るだけで回折ボケが出ると思われるので、この点でもF値を上げるのは得策でない。
順に広角端(28mm相当)・f/4.7、望遠端(85mm相当)・f/4.3、望遠端(85mm相当)・f/8.0、望遠端(85mm相当)・f/14.0