中国原産で、庭木として植えられる

コブシと同じように、つぼみのときは、毛の生えた2枚の苞葉に包まれていて、花が咲くときに、苞葉はぽろりと取れる。ただ、コブシと違って萼片と花びらは区別できず、白いぽってりとした花被片が9枚(3枚×三重)についている。
花托の頂端部に雌しべ、雌しべの下に雄しべが螺旋状につく。雄しべは縁からクリーム色の花粉を出す。雌しべの先端は細長く伸びたピンク色の花柱となる。

東京国立博物館前庭の巨樹
福岡市植物園