ツリフネソウ類(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)
ツリフネソウ
花
葉はかたまってつき、葉腋から出る花序は上~斜めに突き出る。
距の先端は小さく丸まる。
正面から見ると、入り口の回りにトゲのような突起がある。
花にマルハナバチが潜り込んでいる。後脚が足場となった花びらを傷だらけにする。
果実
果実は垂れ下がり、緑色のまま破裂して種子を飛ばす。
ハガクレツリフネ
葉はやや離れてつき、花序は葉の下へとゆるやかに垂れ下がる。
距の先端はU字形に曲がって斜め上へ向かう(この花では、再び距にくっついている)。足場となる花びらの上面には直立する毛が生えている。
キツリフネ
葉や花序の付き方はハガクレツリフネに似ている。ツリフネソウ・ハガクレツリフネと違い、葉の鋸歯は先がとがらない。
距の先端は下へ垂れ下がる。花びらには毛がない。
テキスト目次に戻る
ホームに戻る