同じ庭で、日陰の真砂土にツメクサ(左)、日向の畑や敷石の隙間にハマツメクサ(右)が生えていた。近畿地方では、博物館等に保管されている過去の押し葉標本の調査と市民対象のアンケートによって、ハマツメクサが海岸から内陸へと分布を拡大した過程が明らかにされている。