ルートを歩きながら、既出でないキク科の植物が出てくるたびに、調査票に記入する。学名と在来/帰化は、後で図鑑などで調べる。既出種であっても、必要があれば記入事項に追加・訂正を行なう(特に生育地)。
種名 | 学名 | 筒状花 (有無・色) |
舌状花 (有無・色) |
散布器官 (冠毛・トゲなど) |
葉 (対生/互生/根生) |
生育地 (林内/林縁/草地/裸地/海岸/その他) |
在来/帰化 | 備考 (他の特徴など) |
ツワブキ | Farfugium japonicum | 有・黄 | 有・黄 | 冠毛 | 根生 | 林縁・海岸 | 在来 | 常緑の丸い葉 |
ノボロギク | Senecio vulgaris | 有・黄 | 無 | 冠毛 | 互生 | 裸地 | 帰化 | |
ルートを植生やランドマークで幾つかの区間に区切り、そこで出現したキク科の種名を記録する。
島の北岸には自然度の高い海岸が残っており、秋〜晩秋には、さまざまなキク科植物の花園になる。しばらく観察すると、それぞれの種類の生育環境の好みの違いが分かると思う(基質・斜面の方位・傾斜・他の植物の量など)。現地において、それをデータ化する方法を考案し、実際に調査する。