筑前大島・秋のキク科植物

宗像市の北西にある筑前大島において、ルート沿いに出現するキク科植物のリストと分布図を作成する。11月下旬に行なう(大学のスケジュール上行なわざるを得ない)保全生物学実験のためのテーマ。
キク科植物の特徴・各部の名称については、キク科の頭花(ツワブキほか)を参照。
島内のキク科植物の分布の概要

ルートを歩きながら、既出でないキク科の植物が出てくるたびに、調査票に記入する。学名と在来/帰化は、後で図鑑などで調べる。既出種であっても、必要があれば記入事項に追加・訂正を行なう(特に生育地)。

種名 学名 筒状花
(有無・色)
舌状花
(有無・色)
散布器官
(冠毛・トゲなど)

(対生/互生/根生)
生育地
(林内/林縁/草地/裸地/海岸/その他)
在来/帰化 備考
(他の特徴など)
ツワブキ Farfugium japonicum 有・黄 有・黄 冠毛 根生 林縁・海岸 在来 常緑の丸い葉
ノボロギク Senecio vulgaris 有・黄 冠毛 互生 裸地 帰化




































ルートを植生やランドマークで幾つかの区間に区切り、そこで出現したキク科の種名を記録する。

海岸におけるキク科の生態分布

島の北岸には自然度の高い海岸が残っており、秋〜晩秋には、さまざまなキク科植物の花園になる。しばらく観察すると、それぞれの種類の生育環境の好みの違いが分かると思う(基質・斜面の方位・傾斜・他の植物の量など)。現地において、それをデータ化する方法を考案し、実際に調査する。

後日の発表のために、出現種、調査方法、調査風景、環境などの写真を撮影しておくこと。

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