gnuplot (Fukuoka University of Education)
gnuplot
gnuplotのインストール

2003年度の公開講座でのgnuplot の説明

2003年度の公開講座で行った資料の置いてあるページ

を見ておいてください。

gnuplot の使い方

gnuplot は グラフ作成用のソフトで、 簡単な操作で グラフを作成することができる。


たちあげ、終了の方法


  1. グラフを表示する。例えば
    gnuplot> plot sin(x)
    とすると、y=sin(x) が表示される。
  2. 終了の方法
    gnuplot> quit
    で終了する。

データの表示方法


  1. 列の表示
    データファイルを表示することもできる。例えば birth.dat の中が
    0.534443
    0.893430
    0.893430
    であり、Aドライブのフロッピィディスクに保存されているとする。 このとき上記の 1 でgnuplot をたちあげて、
    gnuplot> plot "A:/birth.dat"
    とすればよい。 Cドライブの C:\Temp に rand1.dat があるならば
    gnuplot> plot "C:/Temp/rand1.dat"
    とすればよい。 また、データどおしに線を引きたければ
    gnuplot> plot "A:/birth.dat" with line 棒グラフにするには gnuplot> plot "A:/birth.dat" with boxes
    とする。

  2. 複数列の表示
    複数列にデータがあるとき、例えば、
    1     0.534443    0.3
    2     0.693430    0.5
    3     0.893430    0.7
    
    となっているとき、
    gnuplot> plot "A:/birth.dat" using 1:2
    
    とすれば1行目と2行目が表示される。 同様に、
    gnuplot> plot "A:/birth.dat" using 1:2, 
    "A:/birth.dat" using 1:3
    
    とすれば「1列目と2列目」、「1列目と3列目」が同時に表示される。

    細かいplot の命令は
    gnuplot> help plot
    などで詳しい情報をえることができる。他の情報を聞かれるが、 Enter を連打すると、
    gnuplot>
    の画面に戻る。


プログラムのような書き方


プログラムのような書き方も可能である。例えば以下のようにする。 piとして円周率を表わす。

gnuplot のセーブ方法


gnuplot の表示について 一旦、ここでまでのファイルをセーブする方法は、 で foo というファイル名でセーブされる。(fooのところは変えておくこと) 再びgnuplot をたちあげたときに でロードされる。

gnuplot のポストスクリプトファイルへの書き出し方(印刷用)


はじめに形式をポストスクリプト(PS)形式にして、出力用ファイルを graph.ps とします(ファイル名は何でもいいですが.psをつけるようにすること)。さらに、 グラフをプロットさせると画面(x11)には出力されずにファイルに出力されてい ます。 ここで、画面で graph.ps を確認したいときには とします。(これはTeraTerm や telnet では行なえません。X-windowをたちあげ ている環境で行ってください。) さらにプリントアウトしたいときには とします。

gnuplot の LaTeXへのとり込み

出力ドライバをenhanced EPSにして, EPSのファイルを作っておきます. これで test.eps ができる(ダウンロードの際、ファイル名が test.psとなっていないか注意する。また、モノクロがよければ とする。)。さらに、LaTeX にて 例えば以下のようにする。
\documentclass{jarticle}
\usepackage{graphicx}
\begin{document}
  \begin{figure}
    \begin{center}
      \includegraphics{test.eps}
      \caption{This is a sample figure.}
      \label{test}
    \end{center}
  \end{figure}
\end{document}
最新版のLaTeXをインストールするようにしておかないと動かないこともある。
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