Solaris 9 の SPARC マシンへのインストールについては、次の文献などが参考になります。
UNIX Magazine, 2002年11月号、12月号
(今回は外付けCD-ROMドライブを使ったので12月号の boot の記事が参考になりました)
Solaris 9 では OS のインストール時に "Solaris Software Companion CD" のインストールをしておくと、/opt/sfw や /usr/sfw にフリーソフトがいくつもインストールされます。 (/opt/sfw には gcc, gmake, gawk, python, tcl/tk などの言語系、gnuplot, lynx, rsync ImageMagick などのツール類、fvwm, gnome, gimp などのウインドウ系や最近のツールまであります。 /usr/sfw には gtar, ncftp, wget, netpbm, samba などがあります。)
多くの場合これで足りますが、足りない場合はパッケージ化されたものを導入するという手もあります。 手順としては例えば次のようになります。
・パッケージを get し、/tmp で gunzip して、tar xf する。
これとは別のパッケージが置いてあるのが、
http://www.sunfreeware.com/
で、こちらのパッケージをダウンロードした場合は、
インストール後にはパッチも当てておきます。
パッチのインストールについては、例えば、
UNIX Magazine の 2003年5月号
を参照してパッチクラスターを当てるとよいでしょう。
http://jp.sunsolve.sun.com/pub-cgi/show.pl?target=patches/patch-access
からパッチクラスターをダウンロードして、unzip(OS付属)で解凍し、install_cluster というスクリプトでインストールします。
(エラーコード2はパッチ適用済み、エラーコード8は該当ソフトがインストールされてないことを示すので気にしなくてかまいません。)