http://www.scj.go.jp/ http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170928-1.pdf 報 告 高等学校の生物教育における重要用語の選定について 平成29年(2017年)9月28日 日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会 この報告は、日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会生物科学分野教育用語検討小委員会での審議結果を踏まえ、基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会において取りまとめ公表するものである。 日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会 委員長 中野 明彦(第二部会員)東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授 副委員長 岸本 健雄(連携会員)お茶の水女子大学客員教授、東京工業大学名誉教授 幹事 飯野 雄一(連携会員)東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授 幹事 西谷 和彦(連携会員)東北大学大学院生命科学研究科教授 福田 裕穂(第二部会員)東京大学理事副学長 浅島 誠(連携会員)東京理科大学副学長 小原 雄治(連携会員)大学共同利用利用機関法人 情報・システム研究機構データサイエンス共同利用基盤施設ライフサイエンス統合データベースセンター センター長 長濱 嘉孝(連携会員)自然科学研究機構・基礎生物学研究所名誉教授、岩手大学客員教授 西村 幹夫(連携会員)自然科学研究機構・基礎生物学研究所特任教授 馬渡 駿介(連携会員)北海道大学名誉教授 美宅 成樹(連携会員)名古屋大学名誉教授 山本 正幸(連携会員)自然科学研究機構理事・基礎生物学研究所所長 生物科学分野教育用語検討小委員会 委員長 中野 明彦(第二部会員)東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻教授 赤染 康久 聖マリアンナ医科大学医学部講師 園池 公毅 早稲田大学教育・総合科学学術院教授 松浦 克美 首都大学東京理工学研究科教授 松田 良一 東京大学大学院総合文化研究科教授 本提言の作成にあたり、以下の職員が事務を担当した。 事務局 西澤 立志 参事官(審議第一担当) 齋藤 實寿 参事官(審議第一担当)付参事官補佐 山石 あや 参事官(審議第一担当)付審議専門職 要 旨 生物科学分科会は、生物科学分野教育用語検討小委員会を設置し、高等学校等の中等教育の場で用いられる生物科学分野の用語に関する検討を行った。特に高等学校の生物教育で学習すべき指針として、最重要語及び重要語を選定したので、その結果を報告する。 1 現状及び問題点 高等学校の生物教育で使用される用語については、従前より語数の多さと不統一が指摘され、1998年に日本動物学会と日本植物学会によって「生物教育用語集」が編纂されたが、それからまた約20年が経過した。生物科学、生命科学がさらに格段の進歩を遂げた結果、高等学校の生物教育で扱われる用語が膨大になり、現行の教科書「生物」では、延べ2,000を超える数の用語が重要と指定されるに至っている。このことは、学習上の障害となっているばかりでなく、生物学が暗記を求める学問であるという誤解を生んでおり、大学の入学者選抜試験における受験科目の選択においても敬遠されるなど、高大接続のあり方にも深刻な影響を及ぼしている。折しも、学習指導要領が新たな改訂の時期を迎えており、ここでも、高等学校生物の用語の多さが指摘され、改善が求められる見込みである。今こそ速やかに、生物学が、知識ではなく思考で取り組むべき学問であるという認識を取り戻す必要がある。 2 報告の内容 生物科学分野教育用語検討小委員会は、現行の高等学校生物の教科書の調査と、インターネットを駆使した頻度分析、そして生物教育用語集の理念を踏襲した作業を行って、最重要語254語、重要語258語、併せて512語を、高等学校の生物教育で学習すべき用語として選定した。今後の高等学校生物教育における用語使用の指針としたい。 選定に当たっては、学習すべき主要な概念とのつながりを重視し、用語の変遷があったものについては、原則として学界での一定の定着があったものを採用することにした。国際的に確立している用語を優先するため、可能な限り英語との一対一対応を取り、英語での使用頻度を重視した。また、この機会に複数の同義語の統一や、混乱のみられる用語の呼び換えも提案している。 本報告は、重要語リストに選定しなかった用語を、教科書で使わないとか、高等学校の生物教育の現場で教えないことを求めるものでは決してない。重要語として教科書中ゴシックで扱われる語を減らそうというのが小委員会としての提案である。最も重要なねらいは、生物学が暗記科目ではなく、思考力を大きく刺激する魅力にあふれた学問であるというメッセージを送ることにある。 なお、今回の報告は、用語の固定化を目指すものではなく、学問の進展と研究者・教育者からのフィードバックをもとに、継続的に改訂されていくべきものであると考えている。 目 次 1 はじめに・・・・・・・・・・・・・ 1 2 高等学校生物教育に求められるもの・ 2 3 最重要語及び重要語の選定の考え方・ 4 4 報告・・・・・・・・・・・・・・・ 6 <選定最重要語リスト>・・・・・・・ 8 <選定重要語リスト>・・・・・・・・ 17 <参考文献>・・・・・・・・・・・・ 26 <参考資料>審議経過・・・・・・・・ 27 1 はじめに 日本学術会議第23期において、基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同生物科学分科会は、同分科会に生物科学分野教育用語検討小委員会(以下小委員会)を設置することを決定した(平成29年1月30日)。 その設置目的は、次のとおりである。 「高等学校等の中等教育の場で、生物科学分野の用語が多様化し、教える側にも学ぶ側にも混乱が見られる。このため、高等学校用生物学教科書等で用いられている用語を確認し、不適当なもの、不足しているもの等について、研究者コミュニティで用いられ定着しつつある用語等を参照して、最適な用語を検討し、指針の策定を行う。速やかな審議を行って報告書をとりまとめ、次期学習指導要領の改訂の際、及びそれに基づく教科書作成や教科書検定の際に、用語の標準化の一助となることをめざす。」 また、審議事項は「高等学校等の中等教育の現場で用いられる生物科学分野の用語について、教科書等における使用実態の把握及び標準化に係る審議に関すること」とし、設置期間は平成29年4月1日から9月30日までの時限とした。 具体的なねらいは、高等学校等の中等教育の場で、生物教育において学習すべき最重要語及び重要語を選定し、教科書で教え、覚えなくてはならない語を減らして、生物学が暗記科目ではないというメッセージを送ることにある。重要な課題であるので、次期第24期においても再度小委員会を設置し、審議を継続して、平成30年の春を目処に指針を公開する予定であった。しかし、高等学校学習指導要領の改訂が早まる見通しとなり、高等学校の生物の教科書の編纂作業も年明け早々には始まる見込みとなったため、高等学校の生物教育で用いられるべき最重要語及び重要語を選定し、第23期において公表することとした。本報告は、その選定の結果を指針として示すものである。 2 高等学校生物教育に求められるもの 高等学校の生物教育で使用される用語については、従前より語数の多さと不統一が指摘され、日本動物学会、日本植物学会を中心にした精力的な作業によって重要な用語が選定されて、1998年に「生物教育用語集」として出版されている[1]。それから約20年が過ぎ、生物科学、生命科学はさらに格段の進歩を遂げ、高等学校の生物教育で教えられる内容も膨らみ続けている。2011年の学習指導要領改訂を受けた教科「生物」では、盛り込まれる内容が大きく増え、現場の高等学校教員が教えきれないという問題も生じた。これは、2002年1月の文部科学省「確かな学力向上のための2002アピール『学びのすすめ』」において「学習指導要領は最低基準」ということが明確にされ[2]、教科書検定において学習指導要領を超える内容であっても、一定の範囲で記述することができることとなったことが大きく影響している。 それにつれて、教科書中ゴシック体などで重要であると指定される用語も増え続け、現行の主要教科書出版社が出版する高等学校教科書「生物」では、延べ2,000を超える数の用語が選ばれている。これは、理科の他の教科に比べて膨大に多い数字であり、生物学が暗記を求める学問であるという誤ったメッセージを若者に送っている。 この事態は、大学の入学者選抜試験における受験科目の選択にも深刻な影響を及ぼしている。知識を詰め込む科目であるという認識から、将来生物科学、生命科学の方面に進むことを志望していながら、生物学を敬遠して物理や化学を選択する学生が増え、生物系学部・学科や医学部でも生物学を十分に学んでいない学生が入学してくることが珍しくない。生物学は決して知識だけを求める学問ではない。生命とは何かという深遠な問いに答え、微生物からヒトまで、また分子から地球の生態系まで、様々な方法論を駆使して生命現象を理解しようという、思考力を大きく刺激する魅力にあふれた学問である。知識ではなく思考で取り組む力をはぐくむためにも、生物学が暗記必須の科目という誤った認識をもたれることは決して望ましいことではない。 現在、学習指導要領が新たな改訂の時期を迎えている(中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」、2016年12月[3])。その答申中に、「特に『歴史総合』や『生物』などでは、教材で扱われる用語が膨大となっていることが指摘される中で、科目のねらいを実現するため、主要な概念につながる重要用語を中心に整理するとともに、『見方・考え方』を働かせて考察・構想させるために必要な教材とすることが求められる」(69ページ)と述べられ、高等学校生物の用語の多さが指摘され、改善が求められている。また、中央教育審議会答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」(2014年12月[4]) を受けて設置された高大接続システム改革会議は、その最終報告(2016年3月[5])で、以下のように述べている。 1) 歴史系科目や生物など、高等学校教育における教材で扱われる用語が膨大になっていることが学習上の課題となっている科目については、各教科の見方や考え方につながる重要な概念を中心に、用語の重点化や構造化を図ることが重要であると議論されている。(13ページ、中央教育審議会における主な検討内容) 2) 特に、歴史系科目や生物などについては、中央教育審議会において、高等学校教育における教材で扱われる用語が膨大になっていることが学習上の課題として指摘されており、現在、各教科の本質に根ざした見方や考え方につながる重要な概念を中心に、用語の重点化や構造化を図ることが重要であると議論されている。このことも踏まえ、大学入学者選抜においても、単なる知識の量や細かな知識の有無のみにより評価を行うことがないよう、作問の改善を図ることが重要である。(47ページ、特に現行の「一般入試」について指摘されている課題の改善) そこで日本学術会議生物科学分科会では、高等学校等の中等教育における生物教育用語に関する検討を行うため、動物学分野、植物学分野、分子細胞生物学分野の少人数の専門家からなる小委員会を設置した。今期は、現行の高等学校生物の教科書の調査と、インターネットを駆使した頻度分析、そして1998年に編纂された「生物教育用語集」[1]の理念を踏襲した選定作業を機動的に行って、高等学校の生物教育で学習すべき用語として、最重要語約250語、重要語約250語、併せて約500語のリストを作成した。これを日本学術会議の報告として開示することにより、今後の高等学校の生物教育における用語使用の指針としたい。 3 最重要語及び重要語の選定の考え方 選定作業を行うにあたり、まず、どのような方針で進めるかについて慎重な審議を行った。現行の教科書での重要度指定にとらわれると、教科書の著者の専門に近い分野にバイアスがかかりがちであり、高等学校の生徒のレベルで真に知っていなくてはならないこと、知っていて欲しいことに絞り込むことが難しいと想定された。 そこで、委員の1人である松浦が、かつて高等学校の生物教員とともに行った、優先度の高い内容や語句が何であるかという基準の根拠を探る研修講座での解析作業を参考にした。これは、教科書で用いられている語の優先度を検討する指標として、Google検索のヒット数を重視したものである。この方法によると、日本語・英語でどれほどウェブページに用いられており、どれほど英語学術論文に使われているかを明らかにすることができる。またヒット数の総合的指標としてIndexを定義し、その値と現行教科書での重要指定頻度から、A, B, C, Dというランクづけを行った。その結果が、「高等学校生物教育用語重要度試案2013」としてウェブ上で公表されている[6]。 小委員会では、この重要度試案2013[6]の上位スコア約800語と、生物教育用語集[1]で重要語として指定された689語を、本小委員会で選定する重要語の候補とし(重複を除くと約1,200語)、そこから高等学校の生物教育には不要と思われる語を除き、それ以外で必要と思われる語を加えて、真に重要と思われる語を選定する作業を進めた。特に、高等学校で学習すべき主要な概念とのつながりを重視した。Google検索では、他意に用いられてヒットが多いものが少なからず存在するので、不適当と思われるものは除いた。また、「○○の○○」のように複合語として重要語指定されていたものについては、その複合語にすることによって特別な生物学的意味が生じるものだけを残すこととした。その他、考え方の基本は、生物教育用語集[1]の以下の採録の細則に倣った。 1) 同義語は統一。 2) 個人名は採録せず。 3) 分類群は主なもののみ。 4) 実験器具類は、原則採録せず。 5) 化学物質名・酵素名などは、高等学校までの生物教育に必要な最小限。漢字名優先。単一の物質名は、生物を説明する上で広く用いられるものに限る。 6) 病名は、生物学的な現象・症状を表す語のうち、必要最小限。 7) 学問分野名は採録せず。 8) 身体の部分についての名称は、ごく一般的な語やきわめて特定の部分については採録せず。生命現象を説明するため広く用いられる語は採録。 9) 遺伝子名、遺伝子座名、突然変異名は原則として採録せず。 10) きわめて特殊な事象の説明に用いられる語は採録せず。 11) ごく一般的な用語として使用される語は採録せず。特に生物学的な意味をもつものは採録。 12) 採録しなかった用語について不使用を拘束するものではない。 さらに、用語の変遷があったものについては、原則として学界での一定の定着があったものを採用することにした。国際的に確立している用語を優先するため、可能な限り英語との一対一対応を取り、英語での使用頻度を重視した。中学校までに学習している用語でも、高等学校の生物教育においても重要と思われるものは残した。 4 報告 3に述べた作業により、最終的に最重要語254語、重要語258語、併せて512語を、高等学校の生物教育で教え、学習して欲しい用語として選定した。 1) 最重要語:高等学校の生物教育において、学習すべき主要な概念とのつながりが特に高い用語。 2) 重要語:高等学校の生物教育において、学習すべき主要な概念とのつながりが高い用語。 これらの用語のリストを8ページ以降に示す。リストの単元名は、現行の学習指導要領の項目に沿って並べてある。先頭に[基礎]と示しているのは「生物基礎」、示していないのは「生物」の項目である。 なお、この機会に複数の同義語の統一や、混乱のみられる用語の呼び換えも提案している。英語と日本語の1対1対応を原則としたが、複数の日本語が定着している場合には併記とした。くしくも時期を同じくして日本遺伝学会が用語検討を行っており[7]、その提案の中で特に重要と思われるものについては、本報告でも注をつけてコメントした。また、原則として漢字表記を標準とし、常用漢字の制限等から現在かな書きで使われている場合も元来の漢字表記を示したが、常用漢字以外の漢字を書けることを求めているわけではない。別名として示したかな書き、又はふりがな(ルビ)等の対応がふさわしいと判断されてもよい。 本報告は、生物教育用語集[1]での考え方もそうであったように、重要語リストに選定しなかった用語を、教科書で使わないとか、高等学校の生物教育の現場で教えないことを求めるものでは決してない。重要語として教科書中ゴシックで扱われる語を減らそうというのが小委員会としての提案である。2でも述べたように、大学入学者選抜においても、単なる知識の量や細かな知識の有無のみにより評価を行うことがないようにすることが要請されている[5]。穴埋め問題で答えさせられる用語を減らし、また重要語として教えられていない用語については、試験問題の文中でも注をつけることによって理解を助けることができれば、受験のための高等学校生徒の負担も軽減され、暗記ではなく、生物学の面白さを学ぼうという気持ちをもってもらえるのではないか。それもこの報告の重要なねらいである。 なお、大学教育については、日本学術会議の課題別委員会「大学教育の分野別質保証のあり方検討委員会」の提案に基づき、報告「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準生物学分野」[8]が公表されている。これは、日常において生物学の知見が欠かせなくなった社会的状況と、昨今の生物学分野の研究の著しい発展を鑑みてまとめられたものであった。高等学校の生物教育で学ぶべき内容も、時代とともに変わっていくべきものであろう。今回の報告は、用語の固定化を目指すものではなく、学問の進展と研究者・教育者からのフィードバックをもとに、継続的に改訂されていくべきものであることを最後につけ加えておきたい。 <参考文献> [1] 日本動物学会/日本植物学会[編]、「生物教育用語集」(東京大学出版会)、1998年. [2] 文部科学省、確かな学力向上のための2002アピール「学びのすすめ」、2002年1月. http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/actionplan/03071101/008.pdf [3] 文部科学省、中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」、2016年12月. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1380731.htm [4] 文部科学省、中央教育審議会答申「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」、2014年12月. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/1354191.htm [5] 文部科学省、高大接続システム改革会議「最終報告」、2016年3月. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/toushin/1369233.htm [6] 首都大学東京 松浦克美、「高等学校生物教育用語重要度試案2013」、2013年3月. http://www.biol.se.tmu.ac.jp/documents/High_School_Biology_Terms-matsuura130325.pdf [7] 日本遺伝学会、遺伝学用語集編纂プロジェクト、2017年. http://genetics.ibio.jp/fast/index.php/main/home [8] 日本学術会議、基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同 生物学分野の参照基準検討分科会報告「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 生物学分野」、2013年. http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-22-h131009.pdf <参考資料>審議経過 平成29年 1月30日 生物科学分科会(第23期・第3回)(メール審議) 生物科学分野教育用語検討小委員会の設置及び委員の決定について承認 5月2日 生物科学分野教育用語検討小委員会(第23期・第1回) 高等学校の生物教育における重要用語の選定について 5月16日 生物科学分野教育用語検討小委員会(第23期・第2回) 高等学校の生物教育における重要用語の選定について 6月6日 生物科学分野教育用語検討小委員会(第23期・第3回) 高等学校の生物教育における重要用語の選定について 6月22日 生物科学分野教育用語検討小委員会(第23期・第4回) 高等学校の生物教育における重要用語の選定について 7月11日 生物科学分野教育用語検討小委員会(第23期・第5回) 高等学校の生物教育における重要用語の選定について、報告案決定 7月11日 生物科学分科会(第23期・第4回) 生物科学分野教育用語検討小委員会の報告案について承認 9月15日日本学術会議幹事会(第252回) 報告「高等学校の生物教育における重要用語の選定について」承認