2012 期末試験(7/31)
中学理科・高校生物までの範囲で50%は解けるように設定しています。
  1. 基本的な用語を穴埋めで答える問題。「0-2. 陸上植物を構成するグループ」「6-9. 自家送粉と他家送粉」「7-1. 被子植物の有性生殖」から出題。
  2. 描図問題: 模式図を描く問題。「3. 根」「4-1. シュートの定義・根との違い」「6-1. 花を構成する要素」「7-3. 子房の位置と果実」「6-10. 送粉と受粉の分離」から出題。
  3. 対照問題: 2つの対になった用語について、違いを説明する問題。「4-2. 茎・二次成長」「1-3. 木部・篩部」「3. 根」「5-2. さまざまな生育様式」「6-7. 動物媒花:××媒花」「8-4. 動物被食散布」「9-1. 被子植物の系統樹と分類」から出題。
  4. 多様性問題: 多様性の説明をする問題。例えば「複葉」なら、三出複葉・羽状複葉・掌状複葉・鳥足状複葉などのタイプを挙げ、それらの違いを分またはずで説明する。「2. 種子と芽生え」「4-3. 葉」「5-2. さまざまな生育様式」「8-2. 非動物散布」「8-3. 動物付着散布」から出題。
  5. 記述問題。「6-2. 花=シュートの先端」から出題
2011
期末試験(7/26)
2010
期末試験(8/3)
2007
試験(8/7: 実験室1で行う予定)の内容
  1. 基本的な用語を穴埋めで答える問題。8割以上は「1-1. 植物のからだの特徴」「4-1. シュートの定義・根との違い」「6-1. 花を構成する要素」「6-3. さまざまな送粉様式」の4つから出題します。
  2. 模式図を描く問題。頂端分裂組織、道管・師管の形成、茎・根の断面図、二型花柱性、風散布、雌しべ(心皮・子房の位置を含む)と雄しべの構造
  3. 記述問題。「6-9. 自家送粉と他家送粉」から出題
問題1
  1. 植物のからだは2種類の単位、根と( A シュート )でできている。植物一個体の根をまとめて( B 根系 )( A シュート )をまとめて( C シュート系 )という。
  2. 植物細胞は、セルロース・( D ヘミセルロース )( E ペクチン )を主成分とする( F 細胞壁 )に囲まれている。より強度が必要な細胞では( F 細胞壁 )の裏側に( G 二次細胞壁 )がついて厚くなる。道管の細胞では、( G 二次細胞壁 )はらせん状、またはリング状で、追加成分として( H リグニン )を含んでいる。これによって細胞の強度は高まるが、反面、弾性と伸縮性は失われる。道管や( I 厚壁細胞 )では、細胞本体は死んでおり、細胞壁だけが細胞の機能を負っている。( I 厚壁細胞 )のうち、縦に細長い形の細胞を( J 繊維細胞 )といい、維管束に分布していることが多い。
  3. 図で、
    1――( K 節 )
    2――( L 節間 )
    3――( M 葉身 )
    4――葉柄
    5――( N 腋芽 )
    6――芽痕
    7――葉痕
  4. 被子植物の有性生殖器官は「花」と呼ばれ、( O シュート )の先端に相当する。頂端に当たる中心部から外側に向かって、雌しべ→雄しべ→( P 花被片 )と、同心円状、またはらせん状に並ぶ。アブラナやサクラでは、( P 花被片 )には、萼片(がく片)と花弁(花びら)の2種類がある。1つの花についている萼片をまとめて萼(がく)、花びらをまとめて( Q 花冠 )と呼ぶ。アブラナやサクラでは萼片は緑色で小さく、花びらは目立つ色をしていて大きい。一方、ユリのなかまのように、萼片と花びらが区別できないものもある。
  5. 雌しべは、葉に相当する( R 心皮 )、あるいは複数の( R 心皮 )が複合したもので、機能的には、(I)花粉媒介者(ポリネーター)によって運ばれてきた花粉がつく( S 柱頭 )・(II)花粉管が通る( T 花柱 )・(III)胚珠を包み込む( U 子房 )の3つに分けられる。
  6. 送受粉(ポリネーション)を、花粉がどうなるか(花粉の運命)によって分類すると、花粉が同じ花の柱頭につく(同花送粉)、または同じ株の別の花につく(隣花送粉)( V 自家送粉 )、花粉が同じ種類の他の株の柱頭につく( W 他家送粉 )、花粉が地面に落下してしまう、食べられてしまう、などの送粉失敗、の3つに分けられる。
  7. 花粉粒は2~3細胞からなる多細胞体で、タマネギ(2n=16)の場合、( X 8 )本の染色体を含む。植物の生活環では雄性の( Y 配偶体 )に相当する。雌性の( Y 配偶体 )に相当する( Z 胚嚢 )は、胚珠の内部にある。
問題2

以下の6項目から3つを選んで模式図を描いて下さい。明瞭な線で、十分大きく書くこと。各部の名称を入れること。

  1. 茎頂と根端の断面構造: 両者の違いが明確になるように描くこと
  2. 道管と篩管の形成過程
  3. 双子葉植物の茎と根の横断面(輪切り): 根の場合は、側根を1つ入れること。
  4. 二型花柱性
  5. 風散布種子の代表的なタイプ
  6. ユリの子房の断面(3つの心皮が合生、中軸胎座)
問題3
  1. 「自動自家送粉はコストが安い」ことは、どのような点によって裏付けられるか。
  2. 自家送粉には、どのようなデメリットがあるか。(ア)自家不和合性がある場合、(イ)自家不和合性がない場合、に分けて述べよ。

2006
レポート課題

下の3つのうち、どれか1つを選び、8/20までに、
(1)A4の用紙を綴じたものを教員室前の紙箱に入れるか、
(2)ファイルをメールに添付して
提出してください。

  1. 以下の項目を、自分で描いた図解(手書きでも、パソコンによる描画でもよい。イラストでも、グラフでも、流れ図でもよい)を中心に、自分の言葉で説明してください。
    1. 葉序
    2. チョウ・ガ媒花の特徴
    3. 異花柱性
    4. 動物付着散布をする散布体の特徴
  2. 授業で扱われた内容の中から、自分にとって最も興味深かったトピックを1つ選び、自分なりにまとめ直してください。自分で描いた図解(手書きでも、パソコンによる描画でもよい。イラストでも、グラフでも、流れ図でもよい)を3つ以上使うこと。他の資料にある図の模写ではなく、説明に合わせた図にすること。
  3. 野生あるいは栽培されている植物(1種でも複数種でもよい)の実物を自分の眼で見て、
    1. スケッチをする。全体図でなくても、次項の考察に必要な部分が含まれていればよい。スケッチには、日時・場所・部位名など、生物スケッチに必要な要素を含むこと。
    2. その植物の形態を、挙げられる限りの項目について記述してください。また、送粉、種子散布、その他生態について何らかの考察を加えてください。
    採点基準
    1. 授業の内容を取り込んでいる
    2. 単なる「抜き書き」ではなく、自分の個性・感性を反映した表現がされている
    3. ネットや書籍などの参考文献からの情報、あるいは自分自身の観察が適切に盛り込まれている。参考文献の引用が正しく行われている