今年の夏、琉球大学の西表実験所で、植物の形態と生態をテーマとした公開講座が開かれます。フィールドでの観察と、光学顕微鏡(普通の顕微鏡)・実体顕微鏡・走査型電子顕微鏡・透過型電子顕微鏡での観察が含まれます。
7/26、8/9、8/23と3回開かれます(それぞれ別々に申し込む必要があります)。西表実験所は、フィールドに近接し、十分な設備を備えた実験施設です。船浦の港に近く、近くには民宿や商店もあります。西表島での日程に組み込めば、充実した自然体験の旅となるでしょう。特に、ソテツの精子の観察や透過型電子顕微鏡での観察は、滅多に体験できない機会だと思います。
講師は西表実験所の高相徳志郎教授で、裸子植物の生殖過程に関する素晴らしい研究をされ、数年前から西表実験所に赴任してマングローブを構成する植物の生殖に取り組んでいる方です。
大学による紹介ページはこちらで、要項や他の公開講座の情報があり、申込用紙もダウンロードできます(pdf形式)。
また、佐々木玄祐氏のサイトGen-yu's Filesにある紹介ページでは、ずっと詳しい内容が紹介があります。
総合テーマは「亜熱帯植物の生殖について」で、各講座のテーマは次のようになっています。一緒に載せてある写真は、いずれも高相氏によるものです(このページ用に多少修正を加えています)。
7月26日: