コスミレの花
1月に開花しているコスミレ。
花柄の途中には細長い1対の葉がある
花の中心部。花びらの毛にはさまれるようにして、柱頭が見える。
花びらとがく片を2枚ずつ取り除いて、花を横から見たところ。下の花びらの基部が突き出して距となる。
5本の雄しべが雌しべを取り囲んでいる。雄しべのうち2本には細長い蜜腺がついていて、距の中に伸びている。
雄しべ2本を除去した。円錐形の子房を葯が取り囲んでいる。雄しべの先端には、オレンジ色の鱗片状突起がある。
葯から内側に花粉が出る。花粉は突起に導かれて柱頭の裏側に出てくる。
夏の草姿
テキスト目次に戻る
ホームに戻る