ノグルミ(クルミ科)
新緑
葉
樹幹
雄花と雌花

雄花と花粉粒(白い棒は10μm)

雌花
雌性先熟(雌→雄)株
雌性期
移行期(両性期)
雄性期

雌花の柱頭はしなびて茶色になり、針状の鱗片が閉じかけている。雄花も花粉の多くを出して終わりかけ。
花粉を出した雄花序は、次々と地面に落ちる。
花後
果実期


枝の先端に松毬状の果序が単独でつく。
雄性先熟(雄→雌→雄)株
第1雄性期


雄花序の拡大
雌性期
雌性期→第2雄性期
第2雄性期
花後
果実期

枝の先端近くに1~数個の果序が側生する。

小さな「まつぼっくり」を思わせる果序。苞葉は13列・8列のらせんでつく。
果実期の樹形(拡大)
果実が熟するころになっても昨年の果序が残っている
変則雄性先熟型

雌性先熟型の花序に雄性先熟型の側枝が加わった花序構成を持つ。主軸の雌花序・雄花序はほぼ同時に、雄性先熟型の雄花序と同時期に開花し、続いて、側枝の雌花序→側枝の雄花序の順に咲く。
訪花昆虫

開花中の花序は独特の匂いを出すが、訪花昆虫はほとんどいない。珍しく見かけたツマグロキンバエ。

最も多いのはアザミウマで、雄花序にはたいてい、雌花序もかなりの比率で潜り込んでいる。
果実

芽生え
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