アオギリ(アオギリ科|アオイ科)
つぼみ
雌花
花被片の半分はレモン色。雌しべは柄を持つ。
子房の回りに退化した雄しべがついている
柱頭は浅く5つに切れ込み、分泌液がにじんでいる。
萼のつけねは「つぼ」のようになっていて、つぼの底が蜜を出す。つぼにたまった蜜は、萼に生えた毛で外側から仕切られている。
翌日には、柱頭が乾いている。花被片のレモン色がえんじ色に変わる
雄花
雌花と同じで、翌日にはレモン色→えんじ色に変わり、ぽろぽろと落ちる。
雌雄複合型・中間型
雌花と雄花がくっついたまま成長したものであろう。ごく少数。
雄花と雌花の中間型。花序によってはけっこうな頻度で見られる。
開花の順序
雄花から咲き始める
雄花が咲き終わると雌花が咲く
再び雄花が咲く
当年枝4本分の咲いている雄花・雌花の数を1日おきに概算したもの(2007年)
個体中の10ヶ所で花序の一部をマークし、毎日の雄花・雌花の数を数えたもの(2008年)
訪花昆虫
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